アオアルキルキア

不定期連載

ランチをはじめた

まだコロナではない日記。

今日もお休み。

今日は久しぶりに百人一首を手に取ってみた。
情感、侘びと寂び、昔の言葉特有の響き、すごくよかった。
終わり。
いや、こんなんで書く意味あるのか。

実は今日、家の目の前にある小料理屋じみた小さな居酒屋が営業を再開していた。久しぶりにお店には入れてとてもうれしかった。そして、浴びるように酒を飲んだせいで、まともなことが何一つ書けそうにない。しかしまあ、これもまた、コロナがあったから、お店が休業して、行けない期間ができた。行けない期間ができたからこそ、久しぶりにお店が開いていて、喜んで飛び込んだのだと思う。そういう意味では、まあ、書くことにも意味がある。
常連の店が休業して、つぶれてしまわないか、と自分のことのようにどきどきして、そこから再開したときのよろこび。いい。今でないと味わえなかった。

そのお店は営業時間を短縮していて、そのせいで、家賃が払えないから、と店主のおじさんがやむなくランチを始めたといっていた。いままではなかったことだ。それもまたコロナの渦中にいる僕たちが実感できる世界の厳しさのように思った。

僕はその常連のお店が急に始めたランチをお昼ご飯にする。
楽しみである。

 

まあ一回くらいこういう日記があってもいいよね、と言い訳を。

おやすみなさい。